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Matt Ridley: When ideas have sex

2013 年 4 月 9 日 Comments off


英語学習者にはおなじみTEDのスピーチ。

ちょっと聴いてみたら興味深かったので、ダウンロードして繰り返し聴いてみることにしました。”sex”という刺激的な言葉を使っていますが、当然Hな方面とは全く関係なくて、いかに人類がコミュニケーションによりアイデアを膨らませてきたか、という話。

英語のスクリプトをコピーして、歌詞としてmp3ファイルに貼り付ければ、外で聴いていてわからないところの原文をすぐ確認できます。

便利な時代になったものです。

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パート3では「場面」を理解しておこう

2010 年 6 月 28 日 Comments off

TOEICのリスニングセクションの後半部分に当たる、「パート3」と「パート4」ですが、ここから一気に難易度が上がります。というのも、「パート1」や「パート2」の場合、「1つのアナウンス」に対して問題も「1つ」しか出題されませんでした。「一問一答」という形式ですね。しかし「パート3以降」では、1つのアナウンスに対して、それぞれ「3つの問題」が出題されるのです(パート4も同じ)。したがって、「答えを探している間にアナウンスを聞き逃した…」という人も多く、それほど難しくないトピックの会話でも、「聞き逃しによる失点」が多く見られるパートなんですね。

そんな「聞き逃し」がよく見られる「パート3」では、会話全体の流れを効率的に把握するために、「まずは場面設定を理解する」ということが大切になってきます。パート3では、通常、2人の話者が登場します。たいていは学校内やオフィス内で繰り広げられている簡単な会話が続き、2人の会話が終了した後で、3つの問題を解答しているというパターンです。

だからこそ、「場面の把握」が大切になるんですよ。したがって、まずは「どこで会話しているのか?」を必ず確認しておきましょう。というのも、パート3でよく見られる問題として、「この会話はどこで行われていますか?」というパターンがあるのです。アナウンスの前には、数秒間の「ブランク(アナウンスが流れない無音の時間)」がありますので、このブランクを利用して、問題文を先に読んでおいてください。この時、「会話はどこで行われているのか?」という質問があれば、絶対に「場面把握」をしてください。それが「答え」ですから。

また、それと同時に「何についての会話なのか?」もチェックしておいてください。「どこで会話しているのか?」に関しては、時々、「学校のベルの音が効果音として流れる」のように「有難い演出」も見られますので、それほど把握するのに難しいとは思えません。しかし、会話の最初の部分には「何についての会話なのか?」が隠されていますので、こちらも必ずチェックしておきたいですね。

パート2の「疑問詞」を聞き分ける

2010 年 6 月 27 日 Comments off

TOEICの「パート2」の攻略法として、「疑問詞を見極める」という方法も有効ですね。パート2では、1人目の発言に対して、「返答として最も適切なのはどれか?」を選ぶ「3択形式」の問題です。たとえば、「今日、あなたはクライアントに合いましたか?」という1人目の発言に対して、「いいえ、彼は今、デスクにはいませんよ」というのは会話として不自然ですよね。一方、別の選択肢で、「はい。今日の午前中に合いました」というアナウンスが流れたなら、明らかに会話として「自然」であるため、これが正解となるのです。パート2では、このような問題が30問続くと考えておきましょう。

さて、効率良く「自然な返答」を見極めるには、前述のように「疑問詞」に注目しておきましょう。たとえば、「When did you see him?(いつ、彼と会ったんですか?)」という1人目の発言に対しては、必ず「時間や時間帯を示す選択肢」が正解であるはずです。したがって、時間や時間帯が特定できないような選択肢が正解であることは、「まずあり得ない」と考えてください。

ただし、上記のような「まずあり得ない」と言えたのは、じつは以前のTOEICの話なのです。今では、問題作成者も「ずる賢く(?)」なっているため、「When did you see him?」というアナウンスに対して、「No, I couldn’t see him. Because I had to do my homework.(じつは会えなかったんですよ。宿題をする必要があったので)」のような選択肢も用意されているのです。当然、会話の流れとしては自然であるため、これが「正しい答え」となります。

しかし、このような「ひっかけ問題」は、パート2全体を通しても数問程度しか出題されません。したがって、「ひっかけ問題は捨てて、ひたすら疑問詞に集中する」という方法でも大きな問題にはならないでしょう。もし、あなたが「完璧」を求める人であれば、上記のような「ひっかけ問題」もしっかりと見極める必要がありますが、あまり完璧を求めても、逆に焦るだけに終わる可能性があることも覚えておいてくださいね。あくまでも、「30問中20問以上の正解」であれば、パート2の攻略としては合格ラインと考えてください。これでも十分に「700点~800点程度」のスコアは期待できますから。

パート2の「YES/NO問題」を聞き分ける

2010 年 6 月 25 日 Comments off

TOEICリスニングセクションの「パート1」が終わると、今度は「パート2」に入っていきます。「問題番号21~50」までの「30問」で構成されており、TOEICの中で唯一の「3択問題形式」です(他のパートはすべて4択)。パート2の後に続く「パート3」や「パート4」は、かなり難易度が高くなっていますので、ぜひパート2の30問の中で「20問以上」の正解を目指しておきたいところですね。

さて、パート2では、1人目の話者の発言に対して、「その返答として最も適切なものを選ぶ」という問題形式です。たとえば、「今日、クライアントに合いましたか?」という1人目の発言に対して、「いいえ。彼は今、デスクにはいませんよ」という返答はおかしいですよね。会話の流れとして不自然です。一方、「いえ、明日に合う予定ですよ」なら正しい返答と言えるでしょう。このような問題が30問続くと考えてくださいね。

そんな「パート2」の攻略法の1つとして、まずは「YES/NO問題を見極める」というものがあります。1人目の発言が「YES or NO」を求める質問の場合、それ以外の選択肢を除外するという方法です。たとえば、「今日、クライアントに合いましたか?」という質問は、明らかに「YES or NO」で答えるべき質問ですよね。一般的な疑問詞のように、「何を」や「どこで」、「いつ」、「どうやって」などを問う質問ではありません。「Do you ~?」や「Have you ~?」などが「YES/NO質問」に該当すると考えてください。つまり、1人目の発言を聞いて、「これはYES/NO問題だ!」と分かったなら、「YES or NO」の答えを探すようにしておけば、解答率もグッと上がるのです。

返答部分(アナウンスの部分)が必ずしも「YES or NO」で始めるとは限りませんが、「これはYES/NO問題だ!」と1人目の発言を聞き分けるだけでも、解答率は上がると考えておきましょう。

このような「YES/N問題を見極める」というテクニックは、パート2の攻略法としては非常に有名なものであるため、多くの受検者が本番の試験で使ってきます。したがって、「使えない」では他の受検者に対して「差」を付けられることになりますので、必ず使えるようになってくださいね。

パート1は全問正解を目指しておこう!

2010 年 6 月 24 日 Comments off

TOEICの試験が始まると、最初に解答するのが「リスニング問題」であり、リスニング問題の最初に出題されるのが、「パート1」と呼ばれる「写真描写問題」です。このパートでは、各問題に写真が1枚印刷されており、4択形式でアナウンスが流れます。そして、問題用紙に印刷されている写真の描写として、「最も的確なアナウンス」を「(A)(B)(C)(D)」の中から選ぶというものです。

以前は(2006年以前)、このパート1では「20問」が用意されており、また、「最も簡単なパートなので、点数の稼ぎ場所」として有名でした。つまり、その後のレベルの高い問題のための「ウォーミングアップ」のようなパートだったんですね。ところが、今ではアメリカ英語やイギリス英語なども混じっており、また、問題数も「20問→10問」と減らされましたので、多少は難易度も上がっていると言えます。

「パート1」の場合、基本的には写真の「真ん中あたり」に答えが隠されています。「隠されている」というより、「ハッキリと映っている」と言った方が正しいでしょうか。というのも、TOEIC初心者の場合、「しっかり解答しよう!」と意気込んで、写真の「隅々に至るまで」をチェックする人がいます。しかし、TOEICのリスニングでこのような「細かいチェック」は必要ないんですよ。TOEICは、あくまでも「英語の試験」です。あなたの「観察力」をチェックする試験ではありません。したがって、「しっかりとチェックしないと答えが見えない」や、「見る人によって答えが違う」ということはあり得ないことを知っておきましょう。

ちなみに、パート1の場合、「映っている人(性別と人数)」、「場面(オフィスや公園など)」、「何をしているのか?(誰が見ても分かる行動)」の3つに注意しておけば、全問正解もそれほど難しくないと言えます。「20問→10問」に減問されたことや、アメリカやイギリスなどの「違う種類の英語」が出題されることで、以前と比較すると難しくなっていますが、それでも「ウォーミングアップ」であることは間違いありません。ぜひ全問正解を目指しておきましょう!