「単語問題」の都市伝説とは?

2010 年 8 月 1 日

TOEICのパート5で最も難易度が高いとされている「単語問題」ですが、これには1つの「都市伝説」のようなものがあるんですよ。ウソかマコトか…、信じるor信じないは皆さんの自由ですが、ぜひ覚えておきましょう。

単語問題の中には、「なにそれ?そんなマニアックな単語、ネイティブでも知らないのでは…?」というものがあります。実際、以前のTOEICでは、「節足動物(arthropod)」という単語が出題されたことがあります。「節足動物」なんて、「昆虫の何かですか?」というくらいにしか分からないですよね。ためしに、アメリカ人の友人にこの単語を聞いてみたところ、「聞いたことあるけど…なにそれ?」と言われました。ちなみに、この問題の他の選択肢も似たような「超難問」の単語だったんですね。

このように、単語問題の中には、ネイティブでも知らないような単語が出題されることがあります。じつは、このような「超難問の単語問題」に都市伝説が隠されているのです。

それが、「知っている1つの単語が正解である可能性が非常に高い」ということなんですね。前述のような超難問の単語の選択肢の中には、なぜか1つだけ、「知っているような単語」が出ていることが多いんですね。受検者の単語力にもよりますが、「1つだけ知っている」、「意味は知らないが、見たことはある」というような単語が1つ隠されているのです。この単語が、正解である確率が「8割程度」もあるんですよ。

いかがですか?何の根拠もないテクニックですが、過去のTOEICの問題をひも解いてみると、たしかに「1つだけ知っている単語が正解であることが多い」というデータが出ているんですね。しかも、超難問の単語問題に限ってです。もちろん、信じるか信じないかは皆さんの自由ですし、こちらとしても何の根拠もないテクニックであるため、自信を持ってオススメ出来るものではありません。しかし、データとして高い正解率が出ている以上は、「知っていても損はしない」と言えるのではないでしょうか?

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