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パート1は全問正解を目指しておこう!

2010 年 6 月 24 日

TOEICの試験が始まると、最初に解答するのが「リスニング問題」であり、リスニング問題の最初に出題されるのが、「パート1」と呼ばれる「写真描写問題」です。このパートでは、各問題に写真が1枚印刷されており、4択形式でアナウンスが流れます。そして、問題用紙に印刷されている写真の描写として、「最も的確なアナウンス」を「(A)(B)(C)(D)」の中から選ぶというものです。

以前は(2006年以前)、このパート1では「20問」が用意されており、また、「最も簡単なパートなので、点数の稼ぎ場所」として有名でした。つまり、その後のレベルの高い問題のための「ウォーミングアップ」のようなパートだったんですね。ところが、今ではアメリカ英語やイギリス英語なども混じっており、また、問題数も「20問→10問」と減らされましたので、多少は難易度も上がっていると言えます。

「パート1」の場合、基本的には写真の「真ん中あたり」に答えが隠されています。「隠されている」というより、「ハッキリと映っている」と言った方が正しいでしょうか。というのも、TOEIC初心者の場合、「しっかり解答しよう!」と意気込んで、写真の「隅々に至るまで」をチェックする人がいます。しかし、TOEICのリスニングでこのような「細かいチェック」は必要ないんですよ。TOEICは、あくまでも「英語の試験」です。あなたの「観察力」をチェックする試験ではありません。したがって、「しっかりとチェックしないと答えが見えない」や、「見る人によって答えが違う」ということはあり得ないことを知っておきましょう。

ちなみに、パート1の場合、「映っている人(性別と人数)」、「場面(オフィスや公園など)」、「何をしているのか?(誰が見ても分かる行動)」の3つに注意しておけば、全問正解もそれほど難しくないと言えます。「20問→10問」に減問されたことや、アメリカやイギリスなどの「違う種類の英語」が出題されることで、以前と比較すると難しくなっていますが、それでも「ウォーミングアップ」であることは間違いありません。ぜひ全問正解を目指しておきましょう!

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