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パート3の登場人物を把握しておく

2010 年 6 月 29 日

TOEICのリスニングセクションの後半部分に当たる「パート3」ですが、ここからは1問に対して「3つの問題」がそれぞれ用意されることになります。パート1やパート2では「一問一答」でしたので、それほど難しくないのは当然です。しかし、パート3以降は「一問三答」になるため、「聞き逃し」などによる失点が多く見られるんですね。

さて、2人の話者が簡単な会話を繰り広げるパート3では、会話全体の流れを効率よく掴むため、「登場人物の確認」も大切な要素になってきます。まずは「場面(どこで会話が行われているのか?)」をチェックすべきなのですが、場面が把握できれば、次は「誰と誰の会話なのか?」について確認しておきましょう。まぁ、聞いているうちにすぐ分かると思いますので、それほど敏感になる必要はないと思いますが、中には「生徒同士の会話」に見せかけて、「じつは片方は先生だった」という引っかけも存在しています。登場人物の把握は、それほど難しくないことは事実なのですが、「難しくない」と考えるあまり、引っかけに陥らないようにしておきたいものです。

また、問題の中には、「誰と誰の会話ですか?」というパターンもあるため、やはり油断は禁物と言えますね。したがって、「2人の登場人物」と「2人の関係」についてはしっかりとチェックしてください。

また、話者は2人ですが、会話の中で「第3の登場人物」が出てくることもあります。たとえば、「私の兄(弟)が○○大学に通っている」などのように、実際の話者としてではなく、「会話の中での登場人物」ということですね。もちろん、このような第3の登場人物は「聞き逃されやすい」ため、問題として扱われるケースも多いのです。

この「第3の人物」を聞き逃さないためには、会話のアナウンスが流れる前のブランクを利用して、問題分を先に読んでおきましょう。また、余裕があるなら選択肢にも軽く目を通しておきたいところです。「~の兄が…」のような表現があれば要注意ですよ。会話の中に第3の人物が出てくる可能性100%と言えますからね。

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