TOEICリスニングの概要とは?

2010 年 6 月 23 日 Comments off

TOEICは、英検と並んで日本国内で最大の人気を誇る「英語資格」の1つです。学生の皆さんが「就職対策」のために受験する場合もありますし、また、社会人の方でも、「会社の方針で受験する」や「転職に備える」といった目的で受験される方が多いですね。

さて、TOEICは「リスニング」と「リーディング」の2つの部門に大きく分かれます。試験が始まると、最初に実施されるのが「リスニング問題」であり、「45分間程度」で「100問」を解答する必要があるんですね。しかも、今のTOEICのリスニング問題は、「アメリカ英語」、「イギリス英語」、「カナダ英語」、「オセアニア英語(オーストラリアやニュージーランド)」の4種類の英語が約25問ずつ、ランダムに出題されますので、以前のような「100%アメリカ英語だけ」よりも高度は対策が必要になっているのです。しかも、「最も点数が取りやすいパート1」も「20問→10問」に減らされましたので、「以前より点数が取れなくなった…」という人も多いのではないでしょうか?

これまで、「TOEICを1回も受験したことがない」という人の場合、ぜひ数回程度は本屋さんなどで売られているリスニング対策問題で練習しておきましょう。実際の試験では、解答が開始される前に、「解答方法」や「例題」などがアナウンスとして流れるのですが、やはり事前に全体の流れは知っておきたいですしね。必ず事前に何回も練習しておくことをオススメします。

なお、リスニング問題の解答に関しては、座席によって「有利・不利」があることがありますよね。着席している場所やスピーカーの角度などによって、「音声がちゃんと聞こえない…」というケースもあると思います。この場合は、説明アナウンスが流れている間に試験官に申し出ておきましょう。TOEICのリスニングでは、意外と知られていないことなのですが、最初の説明アナウンスの時は「音声がちゃんと聞きとれるかどうか?」をチェックする時間でもあるんですね。したがって、大切な試験でもありますので、うまく聞き取れない場合は恥ずかしがらずに申し出ておきましょう。